「海外みたいな部屋」とは何なのか、私なりの解釈 #43
こんにちは、早[SAKI]です。
3月、大変バタついており月末になってやっとの配信となってしまいました。ここしばらく毎度のことながら、申し訳ありません。みなさまお元気でしょうか?
私はというと、フルタイム会社員勤務+育児に加えて、とある事情で別の制作業務を引き受けており、1ヶ月くらい昼間はPCに向かって働き、夜に子が寝てからはずっとものづくり作業をする……という毎日でした。大変だった……。
それが無事に一段落したので、お部屋のことをまた考え始めたいなぁと思っています。
ちなみに、今日はさっそく友人のDIYサポートをして、かなり大規模なアクセントウォールを作っていました。
新築の普通の壁紙の上から作った、出来たてほやほやの壁。ハモサの照明との組み合わせも素敵!
一日中作業してめちゃくちゃへとへとになった電車の中でこれを仕上げております。笑
この壁の作り方は次回お届けできればと思います!
さて、なんだかしばらくノウハウ的な記事を書けていなかったのもあって、いざ書こうと思ってもさていったい何を書けば?? といった状態になってしまっています。
そんなさなかに、カジキさんのこちらの記事を読みました。
「海外みたいな部屋」とがっつりタイトルに入った書籍まで出してしまった手前、このキーワードには一家言ある私としては(笑)、ちょっとここらで触れておきたいなと思ったので、今日はこの件について私なりの解釈を少し書かせてもらおうかなと思います。
カジキさんのこちらの解説は、ここ何年かのインテリア情勢を踏まえた大変納得感のあるものでしたので、未読の方はぜひともご覧ください。
私が「海外の部屋」に出会った時
日本国内における海外インテリアが何を指すのか、というのはいったん置いておいて、ごく個人的な私と「海外みたいな部屋」の出会いについてです。
きっかけは明確に覚えています。それは2015年の夏で、当時26歳、2年間結婚生活を送っていた家をいよいよ出て一人で暮らそう、と決めた頃のこと。(その後まもなく離婚しました)
あまりにもお金がなくて古くてボロい部屋しか借りられず、さすがにそのままで住むのは味気ないなぁ、となんとかする方法がないか調べていました。そして賃貸DIY(賃貸の物件を元に戻せるように工夫しつつ大胆に見た目を改造するDIY)という世界があることを知り、これだ! と思いました。
次に、じゃあDIYで改造するとして、どんな部屋を完成イメージとして作ればいいんだろう? と思ってPinterestのお部屋画像を眺めていたところ、出てきたのが数々の「海外の」お部屋たちの写真だったのです。
当時見て、こんな空間ありなんだ!と衝撃を受けたヌックの画像。これが「ヌック」というコーナーであることを知ったのはだいぶ後のこと。
その部屋たちは、当時よく見かけた「日本のインテリア」とは全然違っていました。色鮮やかで、楽しくて、自由で、個性的で、住んでいる人の部屋への愛が溢れていて、なんだかものすごく素敵な空間に見える。一瞬で心を奪われました。
どうしてこんなに違うんだろう? どうやったらこれを作れるんだろう? と心底不思議に思って、あれこれと研究をし始めたのが、このニュースレターにつながる今の私の原点です。
私が作りたいのは、「ただのインテリア」
これはもはや10年くらい前のことなので、当時出会ったものと現在日本で「海外インテリア」と呼ばれているものとは、もしかしたら少し違うのかもしれません。