家とお金のはなし。「高級感」ってなんだろう? #50
こんばんは、早[SAKI]です。
あっという間に8月も後半ですね……。
前回のサポートメンバー限定の配信の中でお伝えしたように、最近の私は、この先の仕事・生活スタイルが大きく変化していく節目のタイミングに来ています。昨年末の育休復帰以来、なかなか定期配信ができなくなっていたこのニュースレターですが、これを機に、今後はまた頑張っていきたいと思います。思ってはいるんです……!
少しずつ朝早く起きる生活リズムにシフトできて、文章を書く感覚も取り戻せてきている、はず。ですが、産後からずっと寝付きがあまりにも悪く、がんばっても早起き成功率は3割くらいです。うーむ。
朝起きれた時にたまに書いているnoteの日記もよろしければぜひ。こちらはインテリア関係なく、日々の思考の垂れ流しです。
さてさて、だいぶ時間は経っていますが、先日、日銀の利上げがあり、それに伴って「住宅ローンの変動金利も上がる」という話が出始めましたね。実際に、いくつかの銀行では金利の引き上げを発表したところもあるようです。
私は細かい金融の原理は正直よくわからないのですが、我が家も例に漏れず自宅を購入する時に変動金利の住宅ローンで借りているので、思い切り当事者です。
もろもろの情報を調べると、我が家のケースだと、変動金利が上昇したとしても5年間は今の返済額が保たれる「5年ルール」というのがあり、いきなり支払い額が上がるということはないようです。
とはいえ、長期的には金利は少しずつ上がっていくでしょうし、自身の家計事情はもちろんのこと、これが今後の日本の住宅環境にどう影響するのか? も気になっています。
賃貸でも購入でも、ほとんどの人にとって「家」に支払うお金は、人生で使うお金の中で一番大きな割合を占めることになります。
だから、住まいの話をする時、お金の話は避けては通れません。
いざ買いたいと思っても、そもそもの住宅価格の高騰に加えて、将来の家の資産性や、支払う金利や、税金や……家に関するお金まわりの複雑性に直面して自宅購入を尻込みしている方も多いのではないでしょうか。
ということで、今回は私自身の「家とお金と高級感」についての考えていることをつらつらと整理してみようと思います。
家を「お金」だと思って取引する人たちと、実用の「住まい」だと思って買う人たちの間のふかーい溝
まず、いきなりめちゃくちゃ個人的な所感なんですが……。
家を買う時にお金の話は大事です。
それでも、家=お金ではないと思います。
住宅の購入を、株取引のようにお金を増やすための手段「だけ」のものだと捉えるような考え方は、否定まではしないものの自分自身はなるべく距離を置きたいところです。(実際は、株だってお金を増やすための商品という面以外に、その会社を金銭的に支えて応援する、という側面も重要なんですけどね。)
なぜなら、「家を買うこと=お金を増やすための手段」と思っている人ばかりになってしまうと……社会に存在する家が画一化し、シンプルに言うと住環境が悪化するから!!