補助金もらって内窓つけた【先進的窓リノベ事業】& 網戸サッシ交換 #29
そろそろ終了目前の「先進的窓リノベ事業」の補助金を使った内窓取り付け体験談と、補助金申請予約のちょっとした裏技も。
こんにちは、早[SAKi]です。
またしても先週配信できず、ごめんなさい。
土曜日配信を守れなくなって数回、もはや曜日を決めて定期で配信するのがなかなか難しくなってきたので、不定期配信に切り替えるかはちょっと悩むところです……。たた、平日会社員仕事をしつつの育児をするのにもやっと慣れてきたので、そろそろまたペースを取り戻せるような気もしています。もうちょっと頑張ります。
月4回以上の配信は死守していくつもりですので、今月分の1回の無料記事のビハインドは最終日までに追いつきます!(今度こそ)
そして今回は、サポートメンバー限定記事として、先週末行った窓工事についてのあれこれをお届けします。
先週末で窓周り工事を一気にやった
先週の土日で、長らく我が家の課題のひとつだった窓まわりを一新しました。
実はこれはまだ網戸取り替え前の写真。網戸の横の仕切りもなくなったのでここからさらにすっきりしました。
キッチンの小窓にも白い内窓がついてより統一感が出ました
ん? 前と何が変わったんだ?? ってぱっと見ではよくわからないかもしれませんが、まずひとつは、リビング側の窓すべてに白い内窓がつきました!!
そしてもう一つは、ボロボロでがたつきまくりだった網戸を家中まるっと取り替えました。工事日が同じ週末に重なったのはたまたまだったのですが、一気に窓周辺が綺麗になってとても気持ちよくなりました。
内窓をつけることを決めるまでのあれこれ
引っ越してから最初の1年はカーテンレールもつけておらず、リビングのインテリア自体もヴィンテージ寄りの雰囲気だったので、黒いサッシそのままでもいいかな〜と思って住んでいました。
ところが、しばらく住んだところで、紫外線によるインテリアのダメージもあるしやっぱりレースカーテンくらいはつけようか、と思い、昨年末に真鍮のレールを買ってDIYで取り付けました。さらに、ラグを替えたりインテリアを入れ替えてちょっとずつ模様替えしていったら、やっぱり無骨な黒いサッシの存在がどんどん気になるようになってきて……。
最初のころの我が家(気づくといろいろ変わっている!)
うちは3方窓の窓だらけの部屋で、マンションなので窓そのものにはもちろん手を入れられず、対策するなら内窓をつけるしかありません。しかし6箇所の窓を全部やるとなると、数十万円というかなりの出費になる。
しかも、前の住人がつけて残していったダークブラウンの内窓が東側の腰窓と掃き出し窓にはすでについていたんです。かつて和室だったそのお部屋、おそらく音や断熱の対策のためにそこだけつけたんでしょう。そのおかげもあって、本来内窓をつける時の大きな理由のひとつである「寒さ」が、幸か不幸かあんまり気にならない状態だったんです。
他のついていない窓もあるので、もちろんないよりはあったほうが効果は高まるはずですが、実感として不便を感じていないので、いまいちモチベーションは高まらない。機能面の課題をあまり感じていないとなると、完全に見た目だけの問題になります。見た目だけを考えるなら、既存のブラウンの内窓の取り替えも含めて、まるっとなんとかしたい……!でも、あんまり困っていないのにそれをやるのは、もったいないし、高いし、うーーーーーん……!(エンドレス)
という感じで、見た目のためだけに追加工事を入れるのか? をずっと悩んでいました。
それを完全解決してくれたのがこちらです。
先進的窓リノベ事業!!!
簡単にいうと内窓取り付けなどのエコなリフォームに国が出してくれる補助金です。内窓つけるのにお金くれるんですよ。すごくない?
でね、すごいのがその補助金額です。
結論から言うと、リビング側の窓+キッチンの小窓の内窓の設置(一部は取り替え)6枚で全部で45万円ほどかかったうち、35万円が補助でまかなえました。自己負担10万円とちょっとでサッシの見た目問題が解決して、おまけに断熱もより向上するならこれは断然あり、やるなら今でしょ! となってやることにしました。
こういうのは制度はわかってもどこにお願いするべきか決めるのがかなりめんどくさいのですが、今回はネットで調べて見積もりを出してもらったサイトのうち、すぐに現地調査の連絡をくれた会社にそのまま頼むことにしました。
ここ↓
いろいろ比較すれば価格の差は多少あるのかもしれませんが、そのための手間を考えると最初に繋がったところにえいやで決めるのが大事ですね。
プラマードU ホワイトLow-E複層ガラス(ガス入り)
そうして取り付けたのはYKKのプラマードUという種類の内窓。樹脂サッシ+複層ガラスで断熱性能の高い製品です。
先進的窓リノベ事業の補助金は使用する製品の断熱性能によって補助額が変わってくるのですが、このプラマードUのLow-E複層ガラス(ガス入り)という仕様が断熱評価Aの補助額に該当します。あんまり細かいことはよくわからないですが、大抵の施工業者はこのへんを把握しているので特にこちらで指定しなくても問題なかったです。
YKKのプラマードUとほぼ同じような仕様の製品としてリクシルのインプラスというものがありますが、いろいろ調べたところ機能・価格・評価もほぼ同様で、どちらを選んでもそんなに差はないんだろうなーと思いました。
強いて言えば、白サッシを選ぶ場合、リクシルのインプラスは少しクリームがかった白で、プラマードUの方が真っ白に近い色だそうです。
うちの内装は黄色味のあまりないパキッとした白がベースなので、そこに合わせるほうがよかろう、ということでYKKにしています。ただ実物を比べたわけではなく調べてわかった範囲なので、実際どの程度の色の差があるのかはわかりませんが……(たぶんそんなに気にならない範囲な気がする)。
取り付け工事は土曜日の9:00からスタートして、12:00前には終了しました。
6枚の工事で2面は既存の窓の取り外しもあったのですが、思ったよりすぐできるんだな〜という印象。外した窓の廃棄もやってくれました。住人がする準備は窓周りの家具を片付けておくことくらいで、あとはぼーっと待っていれば終わります。
工事って聞くと大変そうで腰が重くなりがちですが、依頼さえしてしまえばあとはスムーズなのでうだうだめんどくさがるよりはやったほうが早いんですよねぇ。でもめんどくさくて問い合わせするまでに延々とぐだぐだしちゃう。
先進的窓リノベ事業の補助金、どうやってもらうのか
先進的窓リノベ事業の補助金は予算がなくなり次第終了するそうで、10/28現在戸建ては74%、集合住宅は82%まで行っており終わりが見えてきました。
しかも予算に達したらその時点で申請を受け付けなくなるようなのですが、現在この補助金対象になる内窓製品の多くがメーカーからの入荷待ちの状態になっていて、工事までに何ヶ月か待つケースが通常です。(我が家も7月に動き出して施工が10月中旬になりました。)
そしてこの補助金の申請は工事の着工後にしかできないので、入荷を待っている間に予算の上限が来てしまうおそれがあります。
下手すれば数十万円の補助金額があとからなくなったら辛いですね。施工業者側も、確実に補助金申請ができるという保証がないのて工事を渋るケースもあるようです。私が問い合わせたのは7月ごろでしたが、その時すでに何ヶ所かには間に合うかわからない、と言われました。
しかしですね、これがどこまで大きな声で言っていいのかわからないですが、内窓製品の入荷前に補助金の申請をする裏技? 的な方法があります。私もこのやり方で申請予約をしてもらい、問題なくできました。