「インテリア」がモチーフのマンガ(ネーム)を描いてみた #41

インテリアをモチーフにした読み切り漫画55pのネームを描きました。サポートメンバー限定でこっそり公開します。
早[SAKI] 2024.02.11
サポートメンバー限定

左の写真は物語の舞台のモデル、とあるデザイナーズマンションの中庭。

左の写真は物語の舞台のモデル、とあるデザイナーズマンションの中庭。

こんにちは、早[SAKI]です。

1月後半から配信が止まってしまい、大変申し訳ありません!

書かなければ、、と思いながら1週間、2週間、3週間と過ぎてしまい、学校を休んでしまってずるずる行けなくなる子供みたいな状態になっておりました……。さすがにこれではいかん、と意を決してやっと書き始めました。待ってくださっていたみなさん、本当にごめんなさい。

この数週間でなぜ書けなくなっていたかといいますと、書きたいことがなくなったとかやる気がなくなったとかではなく、別で取り組んでいた案件にどハマりしてしまっていたからでして……。

大変お恥ずかしいのですが、私、何かにハマると他のものが完全に手につかなくなることがあります。ここ数年はそこまでの事態までハマることがあまりなかったのですが、ちょっと久しぶりにこれを形にするまでは、他のことが考えられない、という状態になっていました。(本業仕事と育児はかろうじてやっていましたが)

それが何かといいますと……漫画のネームを描いていました!!!

なんでだ!!!!

待って待って、インテリア関係ない話かと思われるかもしれませんが、関係あります。めちゃあります。むしろ関係しかありません。

事の発端は、半年ほど前の夫婦の会話。

「インテリアは食とかファッションみたいに、その専門スキルで人に何かしてあげたり、それで解決みたいなコンテンツ(フィクション作品)がない気がする。やればよいのでは」

という夫の一言です。

そこから2人であーだこーだとアイディア出しをして、最終的に

「インテリアデザイナーをモチーフとしたマンガを描くしかない!」

という結論に至りました。

私も夫も実は結構なマンガ読みなんですが、たしかにインテリアをメインに据えたマンガ作品ってめぼしいものがないのです。

不動産やリノベだったらちょいちょいあるんですが、基本的には終始物件と間取りの話をしている。それだけではない、部屋に置くものも含めて、家の中身のトータルが住環境だと思うんですけど、なぜか日本で家の話をするとだいたい全部「建物」の話になっちゃうのが不思議です。

(ストーリーマンガではないイラスト中心のオムニバス作品であれば、井田千秋さんの最高の作品『家が好きな人』があるのでそちらをぜひ!!)

で、今ないなら、自分で作るしかないなと思ったわけです。(←いつもの流れ)

個人が広く世の中にコンセプトを伝えたかったら、現代の日本ではマンガ作るしかないよね、と。

もうちょっと真面目な補足をすると、このニュースレターを1年近くやってきて(先月はだいぶサボってしまいましたが……)、ノウハウで伝えることの限界を感じているという面もあります。

もちろん、「こうしたらインテリアがいい感じにつくれるよ」という基本的な知識やテクニックは膨大にありますし、それを私が紹介しきれているとも思っていません。まだまだ私自身が知らないことも多いし、言語化しきれていないところもたくさんあるので、それ自体はやっていくと役に立てる部分はあるはずです。でも、それをこれまでの延長で続けていくことに、そこまで意味を感じられなくなってきた、というのもまた最近の正直な実感です。

役立つ情報ってだけなら発信している人はたくさんいるのに、インテリアが本業というわけでもない私がそれをやる理由はなんだろう、と考えてしまうんです。

これがもしインテリアの仕事をしているんだったら、「仕事に繋がるから」という一点でやる意味は十分にあります。それをやり続けでいる方はすごいなぁと思うのですが、私の場合は現時点ではそういうわけでもない。

それに、いくら表面的にやり方を伝えても、「住」に対する根本的な価値観が変わらない限りは、その「ノウハウそのものがあまり求められていない」とも感じるのです。

「自分や一緒に住む人が幸せに生きるための空間をきちんと考えてつくっていく」ことは、人生においてけっこう大事なことだと私は思うのですが、同時に「でもそんなことする余裕なくない?」とか「機能性以上の美しさを家に求める理由って何?」とか「家を自分らしくしたい、なんてただの贅沢なんじゃないの?」という既存の価値観に、こんなふうに発信をしている自分自身ですら負けそうになるのです。

まあそうだよねー、できなくてしょうがないよねー、って思っちゃう。最低限不便なく生活できて、お金をかけず、必要十分なものさえあれば、まあそれでいいのかなーと。みんながそれで満足なら、まあいいのかもなー。なんてさ。

でも……

全部がそれだけって、やっぱりちょっと寂しい世界じゃないですか。

っていう自分の中でも決着がつかないモヤモヤを、そのまま物語に込めて成仏させたいなと考えました。すっぱり「こうすればいい」「これはやめろ」と言い切れない、その間にある過程をまどろっこしく描くことでしか、私自身が大事だと感じている部屋づくりの話はできないのではないか……。

そんなことで描き始めました。

マンガ表現はまったく素人ですし、絵は別に上手くないし、まだネーム段階で全然お見せできるようなものとは言えないのですが、半年間こねくり回していたものをいったん形にしてみました。

誰かに見せないと始まらないので、こんなに不真面目な配信にも関わらずサポートメンバーでいてくださる方には、そのままお見せしようと思います。

ここに出てくる話は、私自身の体験や、身の回りで見聞きしたこと、このニュースレターやSNSでのやり取りの中で感じたことや感銘を受けた事、そういったことをベースとしたフィクションです。こういうのもあってもいいよね、くらいの目線で楽しんでいただけたら何よりです。

コメントからでもメールでもDMでもなんでも、もし最後まで読んでもらえたら感想いただけたら嬉しいです!

いずれなんかの形で完成原稿にできたらいいなーと思っています。

***

訳あって都内のデザイナーズマンションに一人暮らしをしている一帆(いちほ)。仕事に追われて壁掛け時計ひとつすら選べずになんとなく過ごしていたところ、下の部屋に海外帰りのインテリアデザイナー・あいこが引っ越してきた。なぜかいちほはあいこの引っ越しの片付けを手伝うことになり……?

(以下、漫画)

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